いつのまにか無くなってしまうものが世の中にはたくさんあります。ご近所の風景から文化遺産、廃墟、自己の存在意義まで、管理人が魂込めて贈るメッセージです。
by neo-trip
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すみれの花〜の生みの親、白井鐡(てつ)造(春野町)

静岡県浜松市の春野町には、近年春ともなれば、紫色のスミレの花があちこちに見ることができる。その理由は宝塚歌劇団のテーマ曲ともなっている「すみれの花咲くころ」の生みの親が春野出身で後に宝塚歌劇団の演出者として、また理事とて名を残した白井鐡造氏の生まれ故郷だからだ。町では宝塚歌劇団のテーマ曲ともなっている「すみれの花咲くころ」を町のイメージ作りにと町民こぞってスミレの花作り、また曲を時報に合わせて流し、町おこしをしている。その白井鐡造氏の偉業をたたえて町には白井鐡造記念館があり、記念館には往年のスターのポスターや雑誌、白井鐡造氏の遺品などが数多く展示され無料公開されている。白井氏はもともと浜松の日本形染で働いていた。日本形染といえば昭和天皇が視察に来られた優良企業である。優良企業を辞めてまで演出家の道に入り、もともとフランスの歌をすみれの花咲く頃の詞を付けて大ヒットさせた。

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白井鐡造記念館
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当時のポスター
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近くにあった二宮金次郎先生の石像
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記念館から浜松方面に向かう途中にて

記念館には私1人しかいなかった。各地にその町の偉人の記念館があるがなかなか人が訪れない。先日訪れた本田宗一郎、木下恵介の記念館でもお客さんはちらほらとしかいなかった。今の人たちは、先人に偉業に対する興味がないのだろうか。または自分たちの町に興味が無いのだろうか。そのうちこのような記念館が無くなるかもしれない。

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by neo-trip | 2012-01-16 14:40 | わがまち偉人伝 | Comments(0)

忠臣蔵一の不忠義者の墓参りをする

私は忠臣蔵は不公平だと思っている。物語自体は面白いが以前、吉良上野介の墓参りに行ったときに墓前に名君であった殿様が悪く言われるのは悔しいというような碑があった。近くには義理人情で名高い(静岡・愛知県民の間では常識である)吉良の仁吉の墓もあった。関係ないかも知れないが。話を面白くするためには吉良の殿様がものすごく悪い人で無ければならないのだ。赤穂の家臣の中にもやっぱり悪人は必要だ。全員が揃って、さあ討ち入りでござるでは単純すぎるのだ。中には裏切り者や反対する者が必要だ。その代表格が大野九郎兵衛だろう。その大野九郎兵衛の墓が各地にある。静岡県菊川市の慶寿寺にもある。慶寿寺には今川氏の二代目範(のりうじ)氏の墓もある。その裏には城跡もある。どういう経路でこの地に大野九郎兵衛の墓があるのかは定かではないが、大野九郎兵衛は赤穂から大阪、京都、山梨、福島、山形と各地を転々としていたそうだが、この地は山梨への通り道であるからなにかしらの縁があったのかもしれない。
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菊川市八幡神社
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慶寿寺今川範氏の墓
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大野九郎兵衛の墓
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慶寿寺裏の今川城跡より下界を望む
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今川城跡
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by neo-trip | 2012-01-14 18:42 | 史跡のある風景 | Comments(0)

愛知県設楽群津具村 三河田口駅と設楽ダム その後

当ブログは何時の間にか無くなってしまう風景を後世に残したいと考えています。そこで以前紹介した所を再度訪ねています。
2008年の記事より。
「ダムに沈む予定でずいぶん前から使われなくなった駅が津具村にある。ダムに沈む予定がある村があると伝え聞いて、現地の警察署に聞きに行くと、その筋の詳しい方が署内にいらっしゃり、親切に場所やいきさつなどの経緯を教えてくれた。設楽ダム建設中止を求める運動などもあり、ダムが建設されるかどうかもよく分からない。美しい山村の風景を見ると沈んでしまうのがもったいないように思えるし、廃墟と化した三河田口駅を見ると、そこで生活している住民の思いはいかばかりかとも思う。」
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上記の写真は2008年当時のものです。

2012年新年に三河田口駅がどのようになっているのか確認するために訪れることにした。
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恐ろしいトンネルを通る。
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山間の農村風景。
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その先にも恐ろしいトンネルが。
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三河田口駅は取り壊されていた。台風により崩壊したそうだ。
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懐かしの風景がただのゴミの風景に変わってしまった。

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三河田口駅付近の廃墟。駅のそばで良かっただろうに。
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清流がきれいだった。

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by neo-trip | 2012-01-04 19:17 | ダムとその風景 | Comments(4)