いつのまにか無くなってしまうものが世の中にはたくさんあります。ご近所の風景から文化遺産、廃墟、自己の存在意義まで、管理人が魂込めて贈るメッセージです。
by neo-trip
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森の石松終焉の地を行く
遠州森の石松は、金毘羅代参の帰り、浜松の都田で都鳥一家のだまし討ちに遭い、兄貴分の浜北の小松村の小松村七五郎にかくまってもらい、浜北の道本の子安堂、通称閻魔堂に隠れているところを見つかって命を落とす。都鳥一家とのやり取りは、いろいろ説があり、一般には見受山鎌太郎からあずかった次郎長の女房お蝶の香典をだまし取られた石松がだまし討ちされたという説だが、先に石松が都鳥一家の身内を切ったという説もある。清水の次郎長が有名になるにつれ、石松が悪いとは言えないので、都鳥一家が悪役となった可能性がある。忠臣蔵の吉良上野介のようなものだ。ところで、浜北区小松で閻魔堂の場所が解らなかったので、道を歩いていた若いお巡りさんに聞くと、石松自体よく知らないという。なんなら交番へ来なさいと言うので、たたけばほこりの出る身なので、いま、車を違法駐車してるのでいけませんといって早々に立ち去った。そこで、60代ぐらいのおじさんに聞いてみると、何十年も前にいったきりなのでよく解らないという。さらに70代ぐらいのおじさんに聞いても解らないという。そのおじさんのお母さんらしき人が横に居て、石松のほこらが秋葉街道のあっち、動物の看板の向こうにあると教えてくれた。そのぐらいの年で無いと石松に興味が無いのかも知れない。石松のほこらの向こうに閻魔堂があった。実は何回も通った道である。取り立てて石松云々とは書いてないのでよく解らない。ほこらをよく見ると石松と書いてあった。浜北の人にすれば地元と関係ないヤクザがここでのたれ死んで迷惑なのだろう。
お年寄りの話では、現在の秋葉街道は昔の秋葉街道と違うとのこと。小松では、秋葉街道のすぐ東側に細い道がありそこが本当の秋葉街道である。このように歴史は改ざんされてゆくのだ。
by neo-trip
| 2013-07-06 20:04
| 清水次郎長とその周辺
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